小児歯科
小児歯科について
歯医者さんが怖いと思っているお子さまは多いかもしれません。橋本歯科医院では、そんなお子さまの気持ちに寄り添い、特に腫れや痛みがある緊急時を除いて、最初は院内でリラックスして過ごせるように重視しています。
お子さまに「歯医者さんは全然平気だよ!また来たい!」や「歯って大切なんだ!」と感じてもらえるよう、心のケアから始めます。少しずつ慣れてもらい、お子さまの頑張りをたくさん褒めながら、歯の治療が怖くないことを学んでもらいます。そして、優しく治療を進めていきます。
健やかな成長のために~子供の歯を大切に
20歳までに歯の本数が少ない人は、歯周病やむし歯によって歯を失うスピードが速まります。お子さんが身につけた良い習慣は、大人になったときに歯周病やむし歯を予防する助けになると言われています。
① 赤ちゃんのとき
離乳食はできるだけ薄味にし、ジュースや甘い飲み物は避けましょう。歯磨きが好きになるためには、歯が生える前の赤ちゃん時期にスキンシップを通じて覚えさせることが大切です。唇やほっぺに優しくタッチして、快適さを感じさせましょう。触れることに慣れてきたら、そっと指を口に入れ、歯ぐきや舌を撫でます。赤ちゃんが心地よさそうになったら大成功です。優しい声掛けも大切です。
② 歯が生えてきたとき
食べた後には、ガーゼで歯を優しく拭き取ってあげましょう。慣れてきたら、幼児用の小さな歯ブラシを使って、短時間ずつ歯に触れさせます。このときのポイントは、「快適に・怖がらせない・痛くしない」ことです。また、当院にお子さんを同伴していただき、お子さんに合った歯磨きの方法を教わるのも効果的です。
早期発見・早期治療を心がけましょう!
学校や幼稚園などの歯科検診で異常が発見されたり、虫歯になってしまった場合は、早めの来院をおすすめします。お子さんの場合、虫歯の進行が成人よりも非常に早いため、歯髄(神経)まで達しているケースも多く見られます。早期発見・早期治療を行うことで、お子さんの身体的な負担を軽くすることができます。
予防処置をしっかりとしましょう!
生えてきたばかりの乳歯や永久歯は、虫歯になりやすく、急速に進行することがあります。特に4~5歳頃までは、特に注意が必要です。
橋本歯科医院では、大人の予防法であるPMTCと同様に、プラーク検査(染め出し)を行った後、虫歯予防効果が高い「フッ素」を歯の表面に塗ります。また、乳歯の奥歯には樹脂で埋める「シーラント」も実施しています。フッ素の塗布は、基本的に年3回程度が目安ですので、春休み、夏休み、冬休みなどを利用してご来院ください。なお、受付ではお子さま向けのフッ素ジェルも販売しています。
口腔機能発達不全症
生まれてすぐになんでも食べられるわけではありません。乳幼児期に正しい食事環境が与えられないと正しい口の機能を学習できず、健常な子どもであっても思うように食べることができなくなってしまいます。このような病態を「口腔機能発達不全症」と言います。それが歯並びにも影響してくることがわかっています。当医院では保険の制度を使って口腔機能の発達具合を調べその改善を図るためのアドバイスを行っています。